内定先も決まり、楽しい最後の学生生活を送る方も多いのではないでしょうか。
このような気持ちが湧くのは理解できますが、4月に向けての事前準備はきっちり行いましょう。
なぜなら、この期間に準備をしているかどうかで、同期との社会人としての差がついてしまうからです。
できる動機は、あなたが遊んでいる間に学びを深め自己啓発に励み、力をつけてから入社してきます。
そのため、今できることをするのが重要なのです。
1.起床時間を固定する
そのため、移動時間などを含め、毎朝同じ時間に起床するようになります。
仕事において、遅刻や欠勤は周りの信頼を失う原因になります。
会社によってはその遅刻1回で昇進に影響が出たりすることがあります。
起床時間は在学しているうちから固定しておきましょう。
早起きするのが苦手な方は、早起きすることに目的を持つと良いでしょう。
例えば、朝早く起きてジョギングやランニングをすることや読書の時間を取るなど、自己啓発に時間を活用するようにすると良いでしょう。
起床時間を固定して、活動できる習慣をつけましょう。
2.業界情報を把握する習慣をつける
会社に入ると、日々の行動を見届け、全ての業務に対して教えてくれたり、改善法を提案してくれる人はいません。
初めの頃はオリエンテーションなど、これからの仕事を学ぶための機会はありますが、その後は全ての業務を管理された中で行うことはありません。
あなたの質問に答える時や仕事の確認を行う際には、先輩方は自身の手を止めて、作業していることを自覚することが大切です。
そのため、質問や確認をするときには最低限の基本知識やその根拠をあなたが持っていなければなりません。
その習慣をつけるために、業界情報を把握するよう努めることが良いでしょう。
入社してからは、新しく仕事を覚えることがたくさんあるため、この習慣を入社後につけるのは難しくなります。
入社前に情報収集できる環境作りを整えましょう。
3.対人スキルを磨く
新入社員が入社後に悩む大きな要素の一つが「人間関係」です。
特にこれまでと違う年代の人へのコミュニケーションがうまくいかず、悩む方が多いです。
居心地の良い同年代との会話やコミュニケーションに慣れていると、なかなかうまく年上の人とやりとりができないことにストレスを感じてしまうのです。
劣悪な人間関係は仕事の見方やこれまで楽しかったものをつまらないものに変えてしまう要因になり、結果会社を辞めることにつながるのです。
バイト先のパートさんや年の離れた社員、大学関係者とコミュニケーションを意識的にとるなど、身近なところから対人スキルを磨くことに注力するといいでしょう。
4.気持ちの整理法を確立する
しかし、時間は刻一刻と進んでいきます。
つまり、気持ちが落ちてしまったとしても、自ら立て直すすべが無ければそのまま置いていかれてしまうのです。
そのようにならないためにも、自分なりの気持ちの整理法を見つけておくと良いでしょう。
例えば、
・図書館や本屋さんに1日こもり、学ぶことで気持ちを落ち着ける
・スポーツ施設で運動をする
・友人と時間を過ごす
・食べ歩きをする
しっくりくるものを見つけましょう。
5.読書で活字に強くなる
仕事をしていく中で活字を読む機会はとても多くなります。
資料に目を通したり、契約書を作ったりと文字を目にすることがない仕事はほとんどありません。
そのため、いかに効率よく、的確に文書を読み書きできるかはとても重要です。
そこで残りの学生生活の中に読書する習慣を入れましょう。
読書をする事で活字慣れをすることはもちろん、読む本によっては勉強にもなります。
つまり、自己啓発をすることはそれだけで、多くの先輩たちに近くことにつながるのです。
読書をして勉強する習慣も獲得できれば一石二鳥になるのです。
6.まとめ
同期と差がつく入社前の過ごし方についてお伝えしました。
この内容は1ヶ月間継続すれば、習慣の基礎を固めることができます。
まずは、一週間継続することから始め、できる社会人の習慣を手に入れましょう。