SNSを楽しむために守りたい社会人としてのモラルと活用法

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自分の意見や多くの人に共有したいことを自由に投稿できるSNS。あなたはお使いですか?

FacebookやTwitterなどを始めとするSNSは多くの人に利用されています。複数のアカウントを所持し、場面に応じてアカウントを使い分けている方も多いのではないでしょうか。

しかし、自分の思いを自由に書けるだけにSNSの活用方法には注意が必要です。中にはSNSを悪用して正しくない活用方法で利用している人もいるからです。

その気が無かったとしても。あなたが何気なく投稿した内容が、大きな問題を引き起こすこともあるのです。
特に学生の時はSNSの運用に関してあまり意識をしていないことが多いかと思います。

しかし、社会人になるとそうはいきません。あなたの安易な利用ひとつで会社に損害を出してしまうこともあるのです。

ここでは、実際の事例を元に学生のうちから知っておきたい、社会人としてSNS活用の注意点と楽しく使うためのヒントについてお伝えします。楽しく使うための最低限意識しておきたい事項なので、理解した上で活用しましょう。




1.SNSが原因に!問題を引き起こす要因と危険性

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自分の気持ちや共感してほしいこと、ニュースなどを投稿するSNS。特に最近はスマートフォンで写真を撮り、それを載せて写真と文章で、投稿する人が増えています。

でもその写真や情報は、SNSに載せて大丈夫なものですか?軽い気持ちで投稿した1枚の写真や情報が大きな問題を引き起こすこともあります。ここではSNSが引き起こす問題についてお伝えします。

学生時代には問題無かった写真が社会人になったら問題になるケースもあるので、要点を押さえて安全に運営をしましょう。

1−1.一時的な感情の投稿が証拠になる

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嫌なことがあったり、苛立ちなど、どこにもぶつけられない感情に悩む時があると思います。社会人になった時にそのような経験は多くあります。

その時に、安易に「今日も〇〇に怒られた。あいついなくなればいいのに。」と一時的な感情でTwitterなどに投稿するのはやめましょう。

個人が特定できるような批判や関係性が悪くなるような投稿は、周囲の利用者も不快にします。最悪の場合、その投稿が拡散することで、本人にその情報が届いたり、会社にクレームが入るなどの問題を引き起こし、減給や解雇などの対処になるケースもあります。

学生までは小さな環境の中でやっているため、そこまで大きな問題にならないケースがほとんどですが、社会人になると、取引先やグループなど、あなたの周りを取り巻く環境は広がります。

軽い気持ちで、他の人に害の与えるような投稿はコンプライアンス違反になるのでやめましょう。

1−2.投稿した写真からの情報漏洩

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「今日も仕事が終わらない。これから残業。」
「今日は〇〇へ出張。」
「これから〇〇社で打ち合わせです。」

日記感覚でSNSの投稿をしている方に多いのですが、文章と一緒に投稿されている写真に注意を払わない人は多いです。例えば、机の上の写真を投稿した時に、個人を特定するような住所が記載されていたり、社外秘な内容が含まれている書類などが写り込んでいる場合、情報漏洩につながるリスクが高まります。

最近の写真を撮影する端末や、写真解析ソフトは技術が高く、容易に内容を読み取ることが可能になっています。遠くに写っているものでさえ、はっきりと拡大できてしまい、そこから情報を読み取られてしまうのです。

これにより、会社が取り組んでいることや方向性、戦略などがライバル企業に知られることになったら、会社として大きな損失につながります。

このようなSNSが原因で引き起こされる情報漏洩は毎年起きています。

近年だと、某市役所の資産税課に勤める19歳の職員が、固定資産税の事務処理をしている最中の机の上の写真をTwitterに投稿したことが原因で情報漏洩につながり、問題になりました。社会人になる前の学生にも同様に同じことが引き起こされるケースもあります。

バイト先などの事務所の中で写真を撮るなど、リスクが起きそうな場所での写真投稿はやめましょう。

1−3.SNS上のやり取りは危ない!インサイダー問題

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友人とSNS上で投稿をし合い、コミュニケーションをすることはよくあることです。しかしこの会話、多くの方が見ている可能性があることに気づいていますか?

投稿が公開設定にされている場合、あなたと友人の交流は、不特定多数の多くの人にみられます。その時に会社の話を話した何気な一言が原因で、問題を引き起こすことがあります。

「世の中不景気だよね。今年のボーナスカットだよ。」
「お前のところも?うちも〇〇社との合併が決まって重役が変わるから来年からどうなるか。」

あまりこのようなことを書くことはないとは思いますが、この投稿がインサイダー取引問題を引き起こすりすくがあることに気づきますか?

もし会社同士の合併の話が口外される前の話だったとしたら、あなたの投稿を見て株の売買が行われ、得をする人や損をする人が出る可能性があります。

これはインサイダー取引問題となり、金融商品取引法違反で5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰則を受ける大きな問題です。

会社の内部事情は、いくら仲のいい友達だからといって口外しない。これがベストですが、うかつに投稿することがないように注意しましょう。

1−4.誹謗中傷による個人攻撃

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日々人間関係でトラブルを引き起こすのが、嫉妬や僻みなどをネットに投稿することで個人へ攻撃をする誹謗中傷です。

誹謗中傷をSNSに書くことで書いた本人はスッキリして、感情が整うかもしれませんが、書かれた方には大きな精神的苦痛と怒りが残ります。

投稿などは削除することができますが、それにより生み出された傷はずっと残ります。特に信頼していた人や仲間にされた時の絶望感は想像を絶するものだと思います。

一時の感情を書くことは、周りを傷つけ、あなたの印象を悪くします。ある会社でアルバイトを採用する時に、その人の人柄を見る面でSNSを見たところ、普段から人の悪口を書いていたために、採用を見送ることになったケースもあります。

これはどちらかというと、会社よりもあなた個人に引き起こされる問題になるので、自分をマイナス評価に落とすような発言はしないように気をつけましょう。

1−5.企業へのマイナスイメージ

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FacebookやTwitterに所属する企業の名前をプロフィールにいれている人もいます。学生では、〇〇大学在籍中などのステータスをつけることを指します。本人はあまりそのようなイメージはないかもしれませんが、見る側は意外と見ています。

あなたの発言は個人的なあなたの意見ですが、それを見る側は〇〇所属のあの人は…というふうに見られる場合も少なくはありません。

あなたの投稿がネガティブなものが多かったら、あの企業で働くと〇〇さんみたいになるのかな。あの人いつも文句ばっかり言っているな。と企業のイメージにも関わります。

ひとつひとつの投稿に神経質になる必要はありませんが、疑われるようなことや関係者に誤解を招くような投稿をすることは控えるようにしましょう。

2.犯罪からも身を守る!安全にSNSを活用するために意識しておきたいこと

不特定多数の人にあなたのことを知ってもらったり、伝えたい情報があるときに投げかけることができるメリットがSNSにはあります。

しかし、第1章にてお伝えしたように、場合によっては誤解を招いたり、大きな問題に発展することも少なくありません。その分投稿するときは、その情報が誰にも迷惑をかけないものかどうか判定する必要があります。

重要なのは、リスクを軽減して自分の身は自分で守り、楽しくSNSを運営することが重要です。ここでは、安全にSNSを活用するために意識してほしいことを3つお伝えします。

どれも意識的に行えば簡単に行うことができるので、ご参考ください。

2−1.個人情報の流失

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投稿するときに注意したい項目の一つは個人情報の流失です。電話番号や住所、クレジットカードの番号や銀行口座、各種パスワードなど、これらは他人の手に渡ると悪用される恐れがあります。

特にSNSは匿名であったり、仲のいい友達だけと繋がって運営したい人もいます。それがバレてしまうような内容を投稿してしまたり、パスワードを連想させるような情報を開示したりすることはやめましょう。

中には位置情報だけでも不特定多数の方にさらされるのを拒む人もいます。

集合写真など自分以外のひとがうつる写真を投稿する場合には前もって許可を得たり、投稿範囲を制限するなどして、個人情報を流失しないような工夫をしましょう。

2−2.著作権・肖像権の侵害

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意外と軽視されがちですが、誰かが撮影した写真や動画、街中の写真で顔や服装など個人の特定ができる内容のものを、「いい写真だから」「これ自分のとこにも投稿しよう」と所有者に承諾を得ずに勝手にアップロードすることは、著作権の侵害になることがあります。

写真や動画を自分の友人などに紹介したいときは。引用のルールをしっかり守り、所有者の迷惑にならないように共有することが重要です。

先ほどの集合写真の例もそうですが、私たち個人には肖像権があります。これも勝手に侵害することはできないものなので、情報共有する場合にはその旨を本人に伝え承諾を得ることが、自分を守るために大切です。

3.迷惑をかけず楽しく運営するためのコツ

ここまで、SNSが引き起こす問題点の重要性と安全に運営するために普段から意識したいことについてお伝えしました。しかし、いちいち気にしていたら疲れる。そんなに神経質にならなくてもいいじゃん、と思う方も多いのではないでしょうか。

その通りです。SNSは楽しく、運営することが第一です。

SNSは仕事では活用せず、プライベートで使うのが、問題や誤解を招かない、一番良い方法です。ここでは、SNSをプライベートで活用するために気をつけたいことをお伝えします。

3−1.企業名などをプロフィールに入れない

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一番最初に行うべき有効な対処法は、企業などの所属をプロフィールに入れないことです。SNSにはキーワード検索などがあり、特定の情報を取りたい方が、稀に企業名などをいれて検索し、個人の投稿を見ることがあります。

プライベートな投稿をしたいのに、会社の名前などが入っていることで会社の人にプライベートがバレたり、得意先の人などとつながりたくない人は、所属を書かないことが大事です。

3−2.投稿範囲を制限する

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別にあなたの情報を全世界の人に公開する必要はありません。
「今日の1限は休講です。」「本日弊社は社内研修のため、終日電話を取ることができません。」などは友達や身内だけが見られるようにしておけば十分です。

「この投稿を〇〇さんに見られるのは嫌だな」のように一部の友人や仲間に見られては都合が悪い場合もあると思います。

そのときは投稿範囲を制限することで、対応しましょう。Facebookでは特に、この投稿を使い分けて自身のプライベートを友人に公開することができるので、ひとつの方法として覚えてくのといいでしょう。

3−3.位置情報を入れない

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SNSの投稿には位置情報を入力することで、他のユーザーとの心理的距離感を短くする魅力があります。しかし、これは裏を返せば自分の行動範囲を不特定多数の人に教えることにもなります。

女性のストーカー被害の原因にもなるため、頻繁に自身の活動エリアを位置情報で投稿するのは控えると安全です。もちろんこの記事を読んでいるあなたが位置情報を記載していることが原因でストーカー被害に遭う確率は限りなく0に近いでしょう。

しかし、その可能性と隣り合わせで行っているということだけは、意識して活用するようにしましょう。

4.まとめ

ここまでSNSを安全にかつ迷惑をかけないための運用方法についてお伝えしました。この記事でお伝えしたことは、あくまでも可能性の話です。

読み進めると当たり前のように感じることが、ほとんどかもしれません。しかし、これを軽視して行ったがため、大きな問題を引き起こしてしまったケースが多くあるのも事実です。

今一度SNSの活用方法に注意して、生活をするようにしましょう。学生のうちに配慮できるようになったことは社会人になった時に大きな財産になります。

まずは次に投稿する時に自身が実践できているかどうか確認してみましょう。




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ユキ

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