脱情弱!コロナウイルスから学ぶ正しい情報の収集方法と就活での活かし方

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2020年の初めから世界を賑わせているコロナウイルス。
日本でも感染が広まり、連日のようにニュースなどで情報発信されています。

その中で食料品やマスク、トイレットペーパーと言った生活用品の買い占めが連日問題となり、2次被害、3次被害とウイルス感染とは別の点で問題が山積みになっています。

これは、情報を受信する側が、なんの根拠もないデマ情報を受け取り、それを鵜呑みにして行動したことによって引き起こされたことが原因です。

情報発信側にも問題はありますが、受け取る方のレベルの問題もあり、それが被害を拡大させてしまっているのです。つまり、正しい情報収集をできるかに関わってくるのです。

これは就職活動においても重要なスキルではないでしょうか?
そこでこの記事では、コロナウイルスから学ぶ正しい情報収集の方法についてお伝えした上で、この教訓を就活にどのように活かしていけば良いのかを解いていきます。




1.専門家の意見を積極的に集める

まず必要なのは、報道者の見解ではなく、専門家の意見を採用することです。
一般的に報道されてる情報は、
・事実
・専門家の一部の意見
・視聴者に見てもらえるようなキャッチーな書き方見せ方
・タイムリーな話題
で構成されています。

つまり、どこよりも早い情報を視聴者に見てもらいたいがために誇張して、専門家の一部の意見を採用して権威づけをしている情報をリリースしていることが多いのです。

今回のトイレットペーパーが街中のドラックストアから消えた事実を見せて視聴者の恐怖心を煽り、ドラックストアの店員を困らせた後、その汚名を挽回するが如くトイレットペーパーの数は足りているというメーカーの情報を取材によって権威づけしたものを後手に出した事例がまさに情報操作と言われてもおかしくない内容でした。

この時も、専門家は初めから供給量は足りているし、トイレットペーパーのコロナウイルスとの関係はデマだと言っていました。そのため、正しい情報を初めから得ていた人は、直に売り出されるから焦らず必要な分だけを見極めて、感染確率の高まる人でごった返しになっているところへ外出しないで済んだということです。

発信する側の理想的な流れとしては、一部報道ではトイレットペーパーが不足するということですが、メーカーは必要在庫を持っており納品を随時行っているので、購入を今すぐにしなければならない人だけにとどめ、極力感染確率の高くなる人混みを避けて買い物をするように心がけてください。という情報発信を第一報でするべきだったのです。

とはいえ、情報が出てしまったからには仕方ありません。
受け手の方も、専門家の意見をインターネット等で収集して、正しい情報を判断できるようにするべきです。この先世の中の情報弱者はどんどんおいていかれるようになってしまいます。
こればかりは残酷ですが防ぎようがありません。

社会で通用するための人材になるためには、いち早くメーカーやそのほか各種専門家のSNSなどを見るなどして正しい情報を取捨選択できるように心がけましょう。

2.誰かがやっているから私もはやめる

今回特に問題となったのが、誤報を受けてその情報を確認せず、買い占めに走ってしまったことです。

マスクやトイレットペーパーを必要以上に購入したり、転売の具的で購入したりすることも多くありました。

これは「あの人が大量に買っているから私もいいよね」という心理が働いて購入した方が多かったのですが、結果的に必要な人の分を共有できなかったり、そのタイミングでは必要なかったけれど、後々必要になった人が必要な分を購入することに罪悪感を抱くような雰囲気になってしまうなどの、二次災害を引き起こしています。

多くの人が正しい判断をして、冷静に行動することができれば防ぐことができたことだと思います。

そしてこれを就職活動に置き換えて考えてみると、「あの人が登録しているから、あの就活サイトに登録してみよう」、「あの企業にエントリーシートを出しているから私も出してみよう」などといった全然自分のためにならないような就活をすることにつながってしまいます。

今一度、ひとつずつの自身の行動に意味があるのかを確認して実行するようにしましょう。

なぜ、その企業にいきたいのか
その企業でどのような活躍をしたいのか
あなたの活躍をその企業はどう評価してくれるのか
その仕事をあなたは誇りに感じることができるのか

この問いに答えられるような企業をしっかりと選定して選考を受けることが、あなたが就活に失敗しないためにできることです。




3.不安を煽るような情報には耳を傾けない

毎日のようにコロナウイルスの情報が流れていると、だんだんと情報を受け取る方はその重要性を感知しにくくなります。
それを食い止めるため、メディアは少しでも多くの方に見てもらおうと、事実を誇張して表現したり、内容を少しオーバーに見せることで私たちの不安を煽り、自分ごととして収集させようとします。

そのことに問題があるのは置いておいて、受け取る側がその情報の真意をしっかりと汲み取り、正しい部分のみを抽出する能力が必要です。

そこに自信をつけるために、第1章の方法で専門家の正しい意見を見た上で俯瞰して最新のトピックを洗い出していくことが大切です。

就職活動においても、見込み給や休日の取り方など、事実を書いているけれども就活生が解離した印象で受け取ってしまったり、お給料が出ないことにあとでがっかりするようなケースは多くあります。

情報の正しい解釈をするためにしっかりと調べこむことが大事です。

4.必要以上の情報は取らない自信の持てる情報を取る

今情報は溢れ返っています。少しでも検索すればその関連する情報も含む多くの情報を手に入れることができます。

ただし、中には事実からかけ離れているようなフェイクニュースや全く根拠のないデマ情報まで様々です。

必要以上に情報を取り過ぎてしまうと、あなたの判断や行動を妨げるような状態を招きかねません。

自信を持って決断できる必要な情報以外は取らないように気をつけましょう。
ここでいう必要な情報の選出方法は以下の通りです。
・専門家の見解
・エビデンスがある
・数値的な見解
・自身の目で見たもの
・実態がわかる不特定多数のものが下した見解

これらの情報を取捨選択して自分の自信のある情報を集めましょう。

5.まとめ

ここまで、コロナウイルスから学ぶ情報の選び方と就活での活かし方についてお伝えしました。

大事なのは、惑わされて冷静になれない状態をいかに回避できるかということです。
日頃から信頼できる情報網を確保するように意識しておき、ご自身の就職活動に活かしていただければと思います。




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