就活面接対策の基礎知識|内定を取るためにおさえておきたい10カ条

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就活で避けては通れないのが、採用担当との面接です。

「福利厚生は?」

「給料はキャリアアップするとどのくらいもらえるの?」

「休みは取れる?」

「結婚したら休暇を取りやすい環境か?」

質問したいことは山ほどあるけれど、こんなこと面接で聞いても良いのかな?就活面接について様々な疑問があるけれども、誰に相談したらいいかわからない。そもそも相談することが恥ずかしくてできない。

そのような面接に対する悩みを抱えているあなたに、ここでは就活面接で失敗しないための対策方法についてお伝えします。

なかには当たり前の項目もあるかもしれません。しかし、その「当たり前」ができなくて希望の企業に入ることができなかった先輩も大勢います。まずは、下記に紹介することを試しにおこない、自分の思考の整理をしていただければと思います。




1.なぜ面接対策をする必要があるのか

そもそも論ではありますが、行きたい企業になんの準備もしないで挑むのは無謀です。なぜなら、あなたと同じようにその企業に入りたくて努力している人はたくさんいるからです。

「面接って自分の思っていることを話せばいいから練習する必要があるのですか?」とよく聞かれます。しかし、考えてみてください。

最も行きたい企業の絶対に失敗してはいけない面接の場面で、今と同じ精神状態で面接官に自分の意見を言うことがあなたにはできますか?

自信をもって「できる」と言うことができる方は、ここから先を読まずにこのページを閉じることをオススメします。このあとに書くことは面接が不安な方がおこなったほうが良い対策方法です。

もし、自信をもっているあなたの思考を混乱させる結果になるのは、筆者として避けなければならない最重要事項です。次の章では具体的な面接対策方法についてお伝えします。

2.事前準備が最重要!面接対策でおさえておきたい5項目

就活の面接においては、事前準備がかなり重要になります。面接は採用試験としての意味合いが強いですが、採用担当とのコミュニケーションの場でもあります。

どうせ一緒に働くなら、企業はより優秀な人を採用したいのが本音です。

その時にいかに自己開示ができ、その企業に自分がどのくらい必要なのかをアピールすることが面接では重要なのです。

ここでは面接対策として、採用担当とコミュニケーションをとり、面接を突破するためにおさえておきたい事前準備の方法についてお伝えします。

2−1.その企業で内定後やりたいことをまとめる

まず、企業に入る目的をまとめるところから始めましょう。会社に入ったあとの自分がどのようなフィールドで活躍しているのか、これが見えている人は面接に強いです。

なぜなら、採用担当も会社の将来的なキャリア構成などを頭に入れながら面接をおこなっています。そのキャリア構成にあなたの入社後のキャリアビジョンがフィットすれば、それだけで他の志望動機を淡々と話すライバルに差がつくのです。

ある程度自分が社会人になったらやりたいことをまとめてからエントリーはしていると思いますが、そこからさらに一歩踏み込み、その会社に入ったあとにやりたいキャリアビジョンをまとめておくといいでしょう。

2−2.自己PRをまとめる

意外かもしれませんが、自己PRは一番初めに考えなくてもいいのです。

人間誰しも何かしらの取り柄というものはいくつか持っています。ただそれを並べただけでは採用担当に響く自己PRにはなりません。

その会社で自分の長所がどのようにして活かされるのかをイメージできるように自己PRを組み立てるのがベストです。

例えば、あなたが

・新しいものが好き

・コツコツ努力するのが得意

・ミスコンの衣装を作った経験がある

・人とのコミュニケーションが好き

・サークルの代表をしていたので人をまとめることには自信がある

という自己PR要素を持ってアパレル業界に就職を考えました。あなたは上記の中で社会人として最も磨きたいスキルはコミュニケーションだったとします。

この時に、全ての自己PRを話すと自分は現場で働きたいのにも関わらず、商品開発の仕事や本社のマネジメントを任される仕事に配属されるかもしれません。

自分のやりたいキャリアをイメージできる自己PRひとつにまとめ、その上であなたを他の人と違う部分を見せるためにその他のPRを補足する形で出せるようにしておくと良いでしょう。

2−3.面接官への質問事項をまとめる

面接の最後によく「何か質問はありますか?」と面接官から質問をリクエストされる時間があります。特になければ「特にない」で評価が下がることはないのですが、ここで質問をすることで評価が上がることがあります。

質問することで、「この人はこの会社のこういうところに興味があるのか。」と面接官に好印象を与えることで次の選考に推薦される可能性があるのです。

就活生に多いのが、「こんな質問しても良いのかな。」と気になることがあるにも関わらず、周りの目を気にして正しい質問ができないことです。

そもそも、最後に質問の時間を取るのは、企業と内定者の間に起こる理解の不一致を防ぐことが目的です。あなたの恥ずかしさや周囲の目を気にした行動が、内定後のあなたや企業に迷惑をかける結果になるのです。

自分の中の不安要素は質問をする形で解消しましょう。

具体的な質問事項のまとめ方は当ブログ就活面接で担当者の心を掴むベストな答え方と逆質問のヒントをご覧ください。

2−4.行きたい企業の「求める人材」を徹底的に調べる

大企業に就職すれば将来は安泰。一昔前まではこのように言われていましたが、生活の多様化や時代の変化に対応できない大手企業の衰退などもあり、「大手企業」というだけで就職するのは危険な時代になってきました。

つまり、あなたの能力を十分に発揮できるフィールドがある会社に入ることが、あなたのキャリアアップの近道です。

2−5.模擬面接でパフォーマンスを高める

最後にここまででまとめてきたことをアウトプットできるように、模擬面接に取り組みましょう。

「なぜわざわざ面接の練習をしなければいけないの?」と思うかもしれません。しかし、面接で自分の魅力を十分に出すためには、重要なのです。

面接は、いつもの環境と違うところでほぼ初対面の方に自分の魅力、および未来のキャリアビジョンを話す場です。面接官はあなたのことをほとんど知りません。

その中であなたの魅力を伝えるためには伝える内容を整理するだけでなく、伝え方にも気をつけなければならないのです。

具体的な質問に対してあなたの魅力を伝えるための話す順番や、身振り手振りなどの表現方法などにも意識をしながら練習をおこないましょう。

面接官役は社会人の方や年上の方がいいでしょう。さらにできればあなたのことをあまり詳しく知らない人が、より実践的にアドバイスをもらうことができます。

知り合いの紹介などで練習相手を探すといいでしょう。

筆者も時間をかけて面接官役をすることもあります。

3.これだけは整えよう!就活で必要な備品

面接内容が完璧だとしても採用されるとは限りません。

採用担当は、あなたの全てをみてトータルで会社にあう人材かどうかを評価します。

その上で重要なのが、第一印象です。明るく元気に挨拶をして、ハキハキと受け答えをするのはもちろん、服装もチェックしている採用担当もいます。

営業職種を募集しているのに、足元や袖口に気を使えていない人に、会社の名前を背負って営業に行かせるのは企業にとってリスクでしかありません。

つまり、身なり服装もその人の性格を見るためのひとつの指標になるのです。

知らなくて損をしないために、ここでは最低限おさえておきたい就活で必要なものについてお伝えします。

3−1.スーツは色と柄で選択

一部私服で行う企業もありますが、まずほとんどの就活生に必要なマストアイテムとして、スーツがあります。

「フレッシャーズスーツ」という名称で販売しているお店もあるくらい最近では種類も豊富にあります。

多くの人が黒の無地を選択して購入していますが、チャコールグレーやネイビーなどを選択する方も増えているそうです。

そうなると、多くの方が悩むのが「価格帯」と「デザイン」です。

仕事内容によっては、「安いスーツは得意先になめられるから」という理由で着用しないようアナウンスされる事もあるので、安易に就活用に安物を買うのは避けましょう。

予算としては3.5〜5万円あると選択肢も多く、ご自身も納得して購入することができます。

3−2.シャツは白か薄色で選択

ジャケットの下に着るシャツは白や薄い色のものを選ぶようにしましょう。理由はネクタイやジャケットと組み合わせやすいからです。

種類はとても多く、模様やボタンダウンと言われる襟をボタンで締めるものとそうでないもので組み合わせはたくさんできます。

派手すぎなければ、好きなものを選び個性を重視しても良いところです。

3−3.カバンは機能性重視

就活で、スーツの次に気を使うべきものはカバンです。

就活中に企業や学校を行き来する時に必需品で使用頻度が高いものです。

ずっと持ち歩くものだけに、耐久性はもちろんのこと、機能性や重量、製品の素材に至るまでこだわるポイントはたくさんあります。

特に筆者が重要視するポイントが「軽さ」と「防水加工」です。移動時間が多い上に、履歴書や提出書類など、重要な書類を入れる機会が多いため、このふたつのポイントはこだわるべきです。

メーカーや値段はこだわらず、機能性で選ぶのがマストです。

3−4.クツは全天候対応で選択

カバンとともに素材にこだわりたいのがクツです。移動中に雨が降り、足元が濡れた時に靴下に浸水するようなクツでは一日に何社も回ることは出来ません。

素材や機能としては、革製で防水加工、通気性の良いものがベストです。入社祝いや、入社後の給与で良いクツは買うことができます。梅雨や夏場に強いクツをセレクトしましょう。

3−5.ネクタイは数種類用意

シャツとともに数種類用意したいものがネクタイです。こちらもシャツ同様に個性が出る部分でもあります。

色×模様で多くの種類があるため、何種類か持っておくと良いでしょう。

過去にメガバンクの内定を決めた方に話を聞いた時は、個人面接の時には必ず企業ロゴカラーのネクタイを選んでいたことが就活に役立ったと話してくれました。採用担当にもネクタイのことについて触れてもらえ、面接はリラックスした状態でできたそうです。

これはほんの一例ですが、ネクタイが話題になることもあります。

正解はありませんが、そのネクタイをしていく理由があるとストーリーが作れ、面接での話題になることもあるので、そのような選び方も良いでしょう。

3−6.その他あったら良い小物

その他、ベルトやハンカチ、筆記用具などの小物もビジネス色のあるものを用意しておくと良いでしょう。

あまり出番はないかもしれませんが、面接会場でトイレを借りた時に一緒になった方が面接官だったという経験談もあります。自分に隙を作らないためにも、用意しておいて損はないでしょう。

4.まとめ

ここまで、就活の面接に関わる対応策をお伝えしました。このように実際に読んでみると、基本的なことが多いかもしれません。

しかし、基本的なことを実践するのは普段からおこなっていないとなかなかできません。

それだけ基本の徹底は難しいのです。この記事でご紹介したことをまずはご自身で整理いただき、実行できるものから始めてみることをオススメします。

準備を徹底して、理想的な面接を目指しましょう。




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