面接試験を明日に控え、企業側から持ち物として伝えられていた、履歴書に目を通している時、「これ、どうやって持っていけばいいのかな。」と悩みを抱える方が多いようです。
持ち物に”履歴書”と書かれていたものの、持って行きかたについては記載がないため、初めての面接だとわからないものですよね。
面接という緊張感漂う環境で周りと違う持ち方をしているだけでも、その後の試験には心理的影響が現れるのです。
正しい持って行きかたを知っていたらちゃんと自身をアピールできたのに、なんて後悔したくありませんよね。
そこで
就活をする上で大切な内容なので、最後まで読んで失敗しないようにしましょう。
1.履歴書は折らないのがベスト!
まずはじめにおさえておきたいのが、履歴書は折り目をつけないということです。
履歴書を購入した際に、封筒が同封されていることが多いです。
アルバイトなどに応募する際に履歴書を購入したことがある方なら一度は目にしているのではないでしょうか。
この封筒の多くは、書類を三つ折りにして入れる小さいものであることが多いです。
その封筒を使って実際に会場に履歴書を持ち込むのはやめましょう。
なぜなら、履歴書を折り曲げるとその折り目により履歴書が読みづらくなり、面接官への印象が悪くなるからです。
面接官は、受験者から受け取った履歴書を元に面接を進めて行きます。
面接中に目を通したり、中にはメモを書き込む場合もあります。
その際に折り目があることで、見にくくなる、書きにくくなるなどの弊害が起こるのです。
さらにその折り目を直すことに注意が割かれて、あなたの発言を聞き逃すことなどが生じたらとてもマイナスになります。
履歴書は折らないことを念頭に注意をしておきましょう。
2.実は見られているかも?クリアファイルではなく封筒を使おう
履歴書を持ち運ぶ上で、クリアファイルを使う人も多いです。
「カバンの中に入れてあるし、見られないからクリアファイルでも大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、できる限り封筒を活用しましょう。
会場で履歴書を渡すタイプの選考の場合、受付で受け取る社員の方は、採用担当者、もしくは面接役をされる方が多いです。
「たかが封筒ごときで」と思うかもしれませんが、「この子配慮することに欠けるな」と評価されてしまったらそれだけで面接の行方は不利になります。
封筒に入れ、履歴書を綺麗に保つように心がけましょう。
3.ベストはA4!形や色に意味はある?
履歴書の封筒を選ぶ上で重要なのは、履歴書が折り曲がらず綺麗に収納できるかどうかです。
その点を考慮すると、封筒の大きさはA4がベストです。
履歴書の大きさで一番多いのがA4紙、もしくはA3紙を二つ折りにするタイプです。
つまり、A4封筒を使うことで多くの履歴書を入れることができるのです。
また目的が綺麗に収納することであるため、B5の小さい履歴書にも対応することができるため、ベストな選択になるのです。
封筒の色については、白か茶を基本として、取り出しやすい形のものを選択するといいでしょう。
4.取り出しやすさが大事!面接官を気遣おう
封筒に履歴書を入れておく時に気をつけたいのは、絶対に糊付けしないということです。
封筒ごと面接官に渡す場合も、封筒から取り出して渡す場合においても、糊付けした封筒は取り出しづらく、履歴書を切ったり破いたりしてしまうリスクがあるため避けましょう。
天候不良の時は履歴書をクリアファイルに入れて封筒にいれるのもいいでしょう。
管理が行き届いていない、ダメな人という認定をされないように注意しましょう。
細かいことかもしれませんが、この履歴書の持っていき方で印象は違うとおっしゃる採用の方もいらっしゃいます。
少しの手間で良い印象を勝ち取りましょう。
5.まとめ
履歴書の持って行き方についてお伝えしました。
普通に考えたら常識だ。
そこまで気を使う必要ある?
と思った方もぜひ行動に移してみてください。
グループ面接当日に自分だけ違う事で不安にならないためにも、封筒を用意して綺麗な状態で持ち込めるようにしましょう。