大統領も就活も同じ?スピーチで大事なことを考えてみた

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自己PRをはじめ、就活ではスピーチをする機会がたくさんあります。

その一方で筆者は、スピーチが得意だ!という人にはあまり会ったことがありません。むしろ人前でのスピーチに苦手意識を持っている人が多い印象です。

あなたも、「なんとかしてスピーチ力を高めたい」と思っているのではないでしょうか?

最近では大統領選もあり、立候補者のスピーチを見る機会も多かったと思います。

そこで今回は、大統領のスピーチを引き合いに出し、就活のスピーチ術についてお伝えします。筆者の経験も踏まえていますので、イメージしやすい内容に仕上げましたので、ぜひご覧ください。




1.人前で話をすることについてまず知っておいてほしいこと

President Barack Obama gestures as he delivers an address on cybersecurity and the nation's digital future in the East Room of the White House, May 29, 2009. (Official White House photo by Chuck Kennedy) This official White House photograph is being made available for publication by news organizations and/or for personal use printing by the subject(s) of the photograph. The photograph may not be manipulated in any way or used in materials, advertisements, products, or promotions that in any way suggest approval or endorsement of the President, the First Family, or the White House.

私は仕事柄、人前でお話をする機会がたくさんあります(といってもメインスピーカーとしてではなく司会などですが)。
場数を踏んでいるので緊張することはなくなりましたが、いつも自信を持って喋ることができるか?かっこよく綺麗にスピーチできているか?と言われると、必ずしもそうではありません。
プレゼンは準備で8割ぐらい決まると言われていますが、その準備をしても不測の事態はつきもの。

なぜなら……そもそも、人前で話をするということはとても難しいことだからです。

就活でも、うまくスピーチしよう、と思ってちょっと練習するぐらいでは、うまくいかないものです。
こんな言い方をすると、「じゃあ練習なんて意味ないのか」と思われてしまいそうですが、私が伝えたいのはそういうことではありません。

[ そもそもうまくいかないものならもっと気楽にスピーチしよう ]ということを伝えたいんです。

誰でもできる、成功して当たり前だ、というイメージを持っているから、自分はうまくできないという苦手意識につながってしまうのです。うまくいったら万々歳、ぐらいで考えてみませんか?

ちなみに心理学では、緊張とリラックスの中間ぐらいの心理状態の時に最もパフォーマンス(自分の発揮したい力)が発揮できるという研究データがあるそうです。スピーチでも、多少力を抜いてやった方が自分の思い通りに話せるかもしれません。

次に、大統領のスピーチの場面を想像してみてください。

・何十万人もの人を前に行わなければいけない……
・世界中で放映されている……
・下手なこと言ったら批判の嵐……

という状況であることは間違いありません。
それに比べて私たちが就活の中で行うスピーチは、

・聞き手は多くても10人ぐらい
・うまくいかなかろうが証拠には残らない
・誰にも怒られることなんてない

大体このような感じではないでしょうか。

大統領のスピーチと就活のスピーチでは比べ物にならないぐらいの差があります。

だったら私たちは、「聞いてもらえたら嬉しいな」ぐらいに考えていれば、素の自分を出すことができ、結果的に相手に伝わるスピーチができるのではないでしょうか。

2.スピーチのポイント

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スピーチに対する恐怖や苦手意識はちょっとなくなりましたか?では実際に、スピーチのポイントについて考えていきましょう。

以下の3つがスピーチのポイントとされています。

・短くまとめる
・キーフレーズは繰り返す
・聞き手に生きる意味と希望を与える
(「歴代大統領も参照! リンカーンの“決意させる”スピーチ術」(プレジデントオンライン)参照)

これを就活に変換して考えてみましょう。

短くまとめる:
私は〜〜で、〜〜で、〜〜で、〜〜で、〜〜というような、ダラダラとつながっている文は、聴き手もだれてしまいます。自己PRをしていたなら、どこがアピールポイントなのか分からなくなってしまいますね。私は〜〜です。〜〜を得意としています。というような言い切りで短くまとめられるようにしましょう。

キーフレーズは繰り返す:
前提として、一番伝えたいことは何か?を明確にしておくことが必要です。1番の長所、例えば最後までやり抜く力をしたいのであれば(忍耐力・継続力)などのキーワードを用意しておき、それを自己PRの中で繰り返すようにしてみましょう。 ただ自己アピールをするよりも、印象の残り方が違うはずです。

聞き手に生きる意味と希望を与える:
さすがに、就活の中で生きる意味と希望を与える必要はありません。ですが聞き手にとってどんな有益性があるのか?を考えながらスピーチをする事はとても重要です。自分目線のスピーチではなく、「聴き手は何を求めているのか・必要としているのか」を考えながらシナリオを考えてみましょう。

大統領のスピーチと言うと壮大なイメージですが、就活を始め日常の中でも活用できるのです。

3.行動を起こさせないスピーチでは意味がない

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スピーチについて、ポイント以外で重要なことを知っておく必要があります。
それは、

”人の行動を引き起こすことがスピーチの役割である”

ということです。

「いいスピーチだったな」と思わせることがスピーチの目的ではなく、聞き手の行動を引き起こすことが目的なのです。

あなたの自己PRはどうでしょうか?スピーチを聞いた面接官が「この人を選考に残そう」と、決意してくれるでしょうか。

そう簡単なことではありませんが、行動を起こさせるにはどんなスピーチがいいのだろうか?ということを考えながらシナリオを組み立ててくださいね。そこから工夫が生まれます。

4.まとめ

規模は違えど、大統領のスピーチも就活での自己PRのスピーチも本日は同じ、ということが理解できましたか?

まずは、スピーチを気軽に捉えましょう。その上でどうすれば聞いた人が行動を起こせるスピーチになるかを考えましょう。そうしたら後は実践あるのみです。

就活だけでなく、日頃からスピーチをするときに活かしてみてくださいね!

なお、この記事では、「歴代大統領も参照! リンカーンの“決意させる”スピーチ術」(プレジデントオンライン)の内容を一部引用させていただきました。興味がある方はぜひご覧ください。




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